この写真は4月のウォーキング日誌でも紹介した、オレンジ色のポピーです。最近、異常なほど、あちこちで見かけることに違和感とともに、”これって何だろう?”と思っていました。そうしたら、昨日の東京新聞の夕刊に”外来ヒナゲシ 各地で満開”との記事が出ていて、”やっぱり!!”の感を強くしたのでした。
記事によれば、この花は「ナガミヒナゲシ」で、地中海沿岸が原産地だそうですが、最初に見つかったのは’61の世田谷のようです。このポピーが、ここ数年で急速に分布が広がっているとのことです。今日、雑司が谷霊園を通ったときも、驚くほどの咲き誇りようでした。この花に見せられた同じ年の歌人は、短歌研究新人賞を受賞したそうですが、”1個体から15万個以上の種を作る繁殖力の強いことと根から出る物質がほかの植物の生育を阻害する作用が強い」とする農業環境技術研究所の藤井義晴研究員の話もとり上げられており、問題を感じずにはおれません。ちなみにケシ科であっても、アヘン成分はないとのことですが、最近、散歩がてらあちこちを歩き廻っている私の実感としては、”本当に増えすぎ!最初はきれいだと思ったけれど”です。
雑司が谷宣教師館。
写真は撮らなかったけれど、ここに咲いていたノースポールの後ろ側にあった、あれは何?、ディルのような葉っぱでしたが、取ってみても香りはしなくて、それより何よりも気が付いたら、私の手になにやらアブラムシ系。よく見たら、色が変わるほどアブラムシ系(灰色)がびっしり付いていて、思わず”管理のシルバーさん、そこの作業ではなく、この虫たちを何とかした方が良いんじゃない?”と言いたかったけれど、たぶん植物が専門でない職種の方なのだろうと思い、飲み込みました。(虫じゃなくてね)
ちょうど1年前、役所の副議長室のベランダで緑のカーテンを始めて以来、とにかく植物に関心が湧いていて我ながら驚くほどです。かつては”サボテンも枯らす”私が、ようやっと咲き始めた、家のミニバラを毎日何回もチェックして、虫がいたら手でつぶす、という暴挙に出ているのですから。
かつて実家のところに大量発生したヨトウムシも、伸び放題だったセイヨウヤマゴボウが原因でしたし、自然の力の偉大さを思うとともに、この生態系の乱れの根本は地球環境の異常さを改めて感じるのです。